2025.04.18 お知らせ
週刊不動産経営に記事を掲載頂きました
『週刊不動産経営』は、株式会社不動産経営ジャーナルが発行する不動産業界専門の週刊紙で、1994年の創刊以来、不動産投資やビル経営、ホテル経営など幅広いテーマを取り上げています。毎週月曜日に発行され、全国で約1万部が流通してるそうです。

業界内での信頼性は?
不動産業界の最新トレンドや経営ノウハウを提供する信頼性の高いメディアとして、多くの企業や専門家に支持されています
読者層と発行形態は?
読者はビルオーナー、不動産会社、デベロッパー、金融機関など多岐にわたり、業界関係者にとって有益な情報源となっています。発行形態はタブロイド判で、通常12ページから、特大号では20ページ以上となっています
この専門誌に先日取材依頼を頂きまして、弊社管理ビルと仲介実績の有る町田駅についてのテナント事情をお話させて頂きました

【原稿転載】
テナントビルの仲介業と管理業を中心に行っており、東京都と神奈川県のほぼ全域を対象としています。町田では一部テナントビルの管理と、駅前商業ビルに携帯ショップを誘致したなどの仲介実績があります。コロナ禍では飲食をはじめとするナショナルチェーンのダメージが深刻となり、積極的な出店は行われず、撤退を余儀なくされ保証金敷金の返還を受けながら経営資本(体力)を補い凌ぐケースが見られました。対してIT系企業を始めとした別業界からの新規参入が増えたのもこの頃です。このため町田エリアでも同様の動きがあり、コロナ禍でも全体の出店数が激減する様な変化はありませんでした。新規参入企業は本業で得た潤沢な資本力を生かして、飲食業は勿論、パーソナルジム、学習塾、美容クリニック等をこれまでに無い新しい切り口で計画し破竹の勢いで出店させています。これらテナントは大きな賃貸面積を必要とせず、中小規模を求めます。従前50~100坪のレンジで探していた企業が、現在は平均30坪以下で探す・出店するケース目立ちます。反対に歯科クリニックなど診療所関係では、賃貸面積を広げる動きが見られます。従前は30坪程度でしたが昨今は40~50坪以上を求めるようになり、待合室や診療室を広く取り、衛生環境を十分に考慮しているようです。昨今の飲食業は初期投資を抑え出店数を稼ぐべく居抜き物件を好む様子から、「退去時はスケルトンにすることが果たして好ましいのか」という意見もあります。ですが、本体躯体や各種配管の維持や点検を行える貴重な機会でもあり、実際はそのまま使えずテナント判断でスケルトンに近い状態まで解体し作り直すケースも少なくありません。オーナーは情報に流されず、知識・ノウハウのある企業と一緒にリーシングを行うことが好ましいと思います。

ご参考ください